2020年06月16日

Webマガジン「羽音に聴く」43号がアップされました。

お知らせです。
Webマガジン「羽音に聴く」43号がアップロードされました。

http://www.littleheaven-bee.jp/

 今号は、静岡県浜松市の山間部で蜜蜂を飼う35歳の新婚夫妻の物語。
 塩見亮太さんは大学を出た後、何の仕事をしても納得できないでアルバイトを続けていたが、蜂蜜から造るミードという酒を自ら造ろうとして養蜂家の仕事に出合った。その時「これで迷わないですむ仕事に出合えた」と思ったそうだ。「お金が優先の社会では、みんなが迷って生きているのでは」「風の谷のナウシカ」に出てくる森の人が養蜂家」と塩見さんは言う。
 パキポディウムという成長がゆっくりのマダガスカル原産の植物を愛で、採蜜の後ではギターを奏でる。倉庫には50年前のイギリス車が置いてある。生活を楽しんでいる様子が伝わってきた。これまでには居なかったタイプの養蜂家なのだ。
 お金のためではなく、与えられた地球上の役割を果たすことが仕事なのだと、塩見さんに教えてもらったような気がした。

 是非、ご一読ください。

FB-1 30 天浜蜂場での採蜜作業 .jpg

FB-2 56 新しい巣礎を追加する .jpg

FB-3 46 みかん畑蜂場で .jpg

FB-4 44 ギター演奏の後、バンド名などで盛り上がる .jpg


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2020年05月22日

ご案内:Webマガジン「羽音に聴く」42号がアップロードされました。

FB-1 38 蜜搾りを担当する菊枝さんと実里さん .jpg


 FB-2 16 年川の下蜂場 桜蜜を漉し器に注ぐ .jpg


FB-3 22 早霧湖蜂場で蜜巣板を取り出す .jpg


FB-4 11 漉し器の縁で蜂蜜まみれになった蜜蜂 .jpg




長い間、ブログではお知らせをさぼっていましたが、ほぼ毎月アップロードしていましたWebマガジン「羽音に聴く」の42号がアップロードされました。

コロナ禍で不要不急の外出を自粛要請されている毎日、時間がありましたら、ご高読いただけたら幸甚です。
http://www.littleheaven-bee.com/

今号は、静岡県伊豆市牧之郷で約200群の蜜蜂を越冬させ、今年初めての採蜜として、山桜の蜂蜜を採る菅野養蜂場を訪ねました。

株式会社菅野養蜂場は、本拠地を北海道常呂郡訓子府に置き、山桜の採蜜が終われば次のアカシア蜜やシナ蜜を採るため、北海道へ帰ります。
4代目になる菅野裕隆さんは昨年11月に結婚したばかり、新妻の実里さんにとって山桜が採蜜デビューでした。

高校を卒業してすぐに養蜂家に弟子入りした3代目の富二さんは、長い間、花を追って全国を移動する養蜂を行っていましたが、近年は、夏と秋は北海道、冬と春は伊豆と移動は一か所だけになりましたが、「蜂を飼っていたお蔭で、全国の色々な人に出会うことができた。蜜蜂の仕事は人と人を密接にしてくれるんです。そういう意味では幸せな人生だったかな」と、およそ50年の養蜂家人生を振り返る。

自然と共に暮らす養蜂家菅野一家の物語をお楽しみください。
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写真集「羽音に聴く 蜜蜂と人間の物語」 発売中

FB用 写真集「羽音に聴く」表紙 .jpg

5年余りほぼ毎月、養蜂家を訪ね、その仕事ぶりと生活、家族の歴史を取材したきたWebマガジン「羽音に聴く」が写真集になりました。
小さな童話のような写真集ですが、蜜蜂の神秘な世界と普段見ることができない養蜂家の仕事ぶりは、私たちの食卓にあがる蜂蜜の背景を知る手掛かりになってくれることと思います。

藤原辰史さん(京都大学准教授・歴史学)から、身に余る推薦文を書いていただいたので、下記に紹介します。

「芥川仁の写真はどれも、言葉になる寸前の空気の溜めと震えが映っている。
 土呂久や水俣もそうだった。
 まるで空気の彫刻家だ。
 蜜蜂の羽音、養蜂家の息遣い、そこを吹き抜ける風の香り。
 じっくり浸って、時間を忘れたい。」


芥川仁写真集「羽音に聴く 蜜蜂と人間の物語」
菊変形判 188mm×150mm 上製 88ページ 定価2400円+税
発行:株式会社 共和国 2020年2月20日
ISBN 978-4-907986-69-8

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784907986698
https://www.ed-republica.com/



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2018年05月22日

石牟礼道子エッセイ「魂の秘境から」をご案内します。

FB 魂の秘境から 表紙 .jpg

2月10日に亡くなった石牟礼道子さんが、朝日新聞に連載していたエッセイ「魂の秘境から」が、朝日新聞出版から単行本として出版されましたので、ご案内します。
カバー写真始め、私の写真を30点ほど使っていただいてます。カラーで表現した写真だったので、本文ではモノクロ印刷になっていて少々残念ですが、石牟礼道子さんの文章は、こんなにも自由にこんなにも深く書けるものかと驚きます。
ぜひ、ご一読ください。
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2016年09月04日

Webマガジン「羽音に聴く」14号が公開されました。

Webマガジン「羽音に聴く」14号が公開されました。
下記のURLで、お楽しみください。(再読み込みをしてください)

http://www.littleheaven-bee.jp

 明治時代後期に養蜂業を始めた初代坂東周一さんは、自然と自由を愛する風流人として、佐藤春夫の短編小説「雁の旅」で描かれた主人公のモデルとなった人物。

3代目坂東忠則さんが蜂を払うと、見事に巣枠から蜂が滑り落ちていく
FB 58 蜂を払う忠則さん .jpg

その気質を受け継いだ3代目の坂東忠則さんと4代目の真志さんを中心として、急がず、騒がず、長閑な雰囲気を漂わせ身内で採蜜をする。

青シナの花に蜜蜂が来ているかどうかを見る坂東さん夫妻
FB 52 青ジナの花に蜂が来て居るかどうか観る 忠則さんと貴美子さん夫妻 .jpg

 物言わぬ蜂の状態を観て、その心を読み解くためには、じっくりと急がず向き合って世話をすることが大切なのだと、坂東一家の仕事ぶりを見て教わった。

ようやく写真を撮れる距離の花に蜜蜂が花蜜を吸いにやってきた。
FB 12 青ジナの蜜を採る蜜蜂 .jpg

遠心分離器で絞った蜂蜜を漉し器に移す坂東悠貴さん。
FB 65 蜂蜜を漉し器に移す悠貴さん .jpg

 仕事を楽しみ、余暇を楽しむ。坂東一家の人生ドラマをお楽しみください。
 ご感想等お寄せください。

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2016年03月30日

Web版マガジン「リトルヘブン」46号が公開されました。

Web版マガジン「リトルヘブン」46号が公開されましたのでお知らせ致します。
www.littleheaven.jp

今号は、大阪府豊能郡能勢町で取材させていただきました。
大阪のキ市部から約40キロの距離にある能勢町は、都会育ちの若い世代が、自然農や有機農法などを実践するために新規就農者として様々な試みをしています。その反面、地元農家の方々は、通勤圏にあるキ市へ勤めに出ているため、農協支所が合併して移転し地元に店が一軒も無くなり、自分たちで農事組合を立ち上げ運営していました。

農業研修生を受け入れている藤田富生さん 畑の畦でゆっくり話を伺った
ブログ 26 原田富生さん 2 .jpg

新規就農した今堀淳二さん。ゴボウを植えるために高い畝をつくっていた
ブログ 35 今堀淳二さん 6 .jpg

県道沿いの良く手入れされたタマネギ畑 
ブログ 12 ネギ畑 .jpg

地域の核となっていた140年の歴史を誇る田尻小学校が、統合のために2015年度末で閉校になり、その閉校式に立ち会わせてもらいました。そこで、「子どもたちは多くの友だちの中で教育させてやりたいが、地元で育ててきた小学校が無くなってしまうのは寂しい」と、高齢の田尻小学校の卒業生に複雑な心境を伺いました。
キ市化が進む中で、元々は農村だった地域が抱える複雑な事情を、今回の取材では垣間見た思いがします。

最期の校歌斉唱の時、卒業生の小林繁さんは顔を歪め涙を堪えていた
ブログ 74 田尻小学校閉校式 小林繁さん 2 校歌を歌う.jpg

皆さまのご感想、ご批判などお寄せください。
よろしくお願いします。

今号で、全国47都道府県のうち46都府県を廻ったことになります。
いよいよ5月には、47号(1巡目最終号)となります。お楽しみに。
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2016年03月03日

羽音に聴く 10号が公開されました。

春の兆しを感じる宮崎です。
今回は、菜の花の房総半島を訪ねました。でも、菜の花は、ほとんどなく、一面の菜の花作戦は失敗。

http://www.littleheaven-bee.jp/

今号は、青森県八戸市に拠点を置く養蜂家・川代俊美さんが、蜜蜂を越冬させている千葉県館山市の養蜂場を訪ねました。川代さんは父親の養蜂を手伝い始めてから、すでに65年余り経つ83歳。「ほんとは蜂好きでねかったの。刺されて痛えもんだから」と、進んで養蜂家になった訳ではなかったが、蜜を採るための花を求めて各地を訪ねると、「そこの集落の人と一体になれるんです。それ私、好きだ」と、友だちが沢山。「渡る世間は福ばかりだね。金は持たないけど、財産は持った。友だちは財産だもの、ほんとに」。少年のように純粋な養蜂家は、渓流釣りと鉄砲撃ちが趣味。

林に囲まれた養蜂場で、この春初めての内検をし餌を与える
FB 71 今春初めての内検と給餌 .jpg

養蜂場近くの陽だまりで、コンビニで買ってきた昼食を食べる
FB 2 近くの陽だまりで昼食 .jpg

仕事を始める前、最初に準備するのが燻煙器だ
FB 33 燻煙器を準備する .jpg

菜の花の2番花に蜜蜂が寄る
FB 9 菜の花に蜜蜂 .jpg

ご感想など、お寄せください。
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2016年01月29日

Web版「リトルヘブン」45号が公開されました。

暖冬から一変した厳寒で大雪の1月下旬。
1月7日から宮城県の奥羽山地へ行きましたが、雪は無し。良かったような残念なような。

Web版「リトルヘブン」45号が公開されましたので、お知らせ致します。
http://www.littleheaven.jp

地区の若者(?)たちが、白いパンツにサラシを巻いて、八幡神社へ裸参り
「焼き八幡」の始まりだ。
FB 38 手桶を持って八幡神社へ裸参り .jpg

 今号は、宮城県加美郡加美町柳沢地区で600年ほど前から受け継がれてきた伝統行事「焼け八幡」を取材しました。1月始め雪の中の伝統行事を期待して訪ねたのですが、この時はまだ、今年に限って雪の無い奥羽山地。地区の青年(?)で組織する「若者講」の男たちが、白パンツにサラシを巻いた裸姿で神様となり、午前4時から地区の家々を巡ります。
 初嫁には顔に墨を塗る風習があり、裸姿の神様たちがつまご草鞋を履いたまま座敷に上がり、舅姑嫁それに婿の顔に墨を塗りつけると、お互いの顔を見合って大笑い。これで初嫁は、地区の一員となるわけです。
FB 45(トリミング) 顔に墨を付けられた初嫁 .jpg

 夜が白々と明ける頃、ワラを持ち寄って作った「御小屋」を焼き、火難除け、五穀豊穣、家内安全を祈願して「焼け八幡」は終わります。
FB 51 御子屋が燃えさかる .jpg

 一夜明ければ、日常が始まる。
区長の千葉文一さんは、何があっても牛の世話を欠かすことはできない。
FB 69 千葉文一さん 牛の世話をする .jpg

 「リトルヘブン」は45号となりました。このあと、3月に大阪府、5月に岡山県を訪ねると、47都道府県の全てを巡ることになります。引き続き、ご愛読をよろしくお願いします。

 ご感想などお寄せいただけると幸甚です。

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2015年12月07日

「リトルヘブン」44号と「羽音に聴く」8号が公開されています。


 11月は、目の前の仕事に追われてしまって、ブログの更新が疎かになってしまった。FBでお知らせして、それで済んだような気分だったが、ブログを読んでいただいている皆さまに申し訳なく思います。
 さて、このところ、私の写真表現について少し悩みらしき気分があり、気持ちが晴れません。
 ドキュメンタリー写真のありようについて、迷いがあります。特に、「リトルヘブン」では、自然に抱かれて普通に暮らすことの幸せを伝えていきたいと写真を撮っていますが、普通に暮らすことの魅力を伝えるためには、写真も奇をてらうことなく淡々と撮影することを心掛けてきました。
 しかし、最近になって、淡々と現実を撮るのでは、表現として魅力に乏しいのではないかと思い始めてしまったのです。いやはや、68歳になって、今更ではあるのですが、芽生えた迷いは迷いなのです。
 ま、今日のところは、ぐだぐだと書かずにおきます。

 「羽音に聴く」8号の公開をお知らせいたします。
 http://www.littleheaven.jp/

蜜蜂を飼うには、避けて通れない巣礎の製造所を訪ねました。企業秘密だと言うところを、無理にお願いして撮影させてもらいました。別の角度から蜜蜂の神秘に迫ります。

松岡恭司さんが、巣礎を引いています。
FB 21 松岡恭司さん 巣礎を引く .jpg

FB 45 ロウ板を板から外す .jpg

FB 36 蜜ロウを次々と準備する .jpg

FB 29 完成した巣礎 .jpg


 「リトルヘブン」44号も公開されています。
 http://www.littleheaven.jp/

 温州みかんの産地、徳島県勝浦郡勝浦町坂本地区で取材をさせてもらいました。

FB 29 坂本中谷から望む 朝のみかん山 .jpg

FB 12 森本友章さん ユズを運び上げる .jpg

FB 40 新居雄彦さん 1 .jpg

FB 2 20番札所 鶴林寺本堂の鶴 .jpg

ご感想などお寄せいただけると幸甚です。
よろしくお願い致します。


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2015年09月08日

Web新聞「羽音に聴く」7号が公開されています。

「羽音に聴く」7号がアップロードされましたので、お知らせ致します。

http://www.littleheaven-bee.jp

 何故に蜂なの、衝撃だったんだよ
 蜜蜂に惚れてしまい突然養蜂家に

Web 68 作業場で .jpg

 今号は、北海道で定飼養蜂をしている女性養蜂家を訪ねました。養蜂家として蜜蜂を新規に飼い始める女性はほとんどいない。「何故に蜂なの?」と友人に問われ、「蜜蜂に惚れてしまったんで」としか答えようのないほど蜂への愛情が溢れる。苦労に苦労を重ねて、ようやく独立したのが2年前。
 深い雪の中で越冬させるため、強い蜜蜂を作り、雪解けを待って巣箱の蓋を開けた時、じっと彼女を見つめる蜜蜂たちの姿に「可愛い」と感激する。

オオハンゴンソウの花蜜を吸う
Web 50 オオハンゴンソウの花蜜を吸う蜜蜂 .jpg

無駄巣を取り、溜まった蜜をもう一度蜜蜂に与える
Web 28 内検 .jpg

無駄巣を溶かして、蜜ロウを作る作業中の川端優子さん
Web 3 無駄巣を煮て、ろ過する .jpg

一斗缶から蜜ロウを取り出す
Web 63 蜜ロウを缶から取り出す .jpg

 全国でも珍しい女性養蜂家の物語をお楽しみください。
 ご感想など、お願い致します。

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