2015年02月26日

「羽音に聴く」4号が公開されました

宮崎では、少しだけ春らしい日射しを感じられるようになりました。
さて、皆さまにご愛読(?)いただいてます「羽音に聴く」4号が公開されましたので、お知らせ致します。

http://www.littleheaven-bee.jp

 早春の花、梅が咲き始めた2月上旬、見渡す限り梅畑が広がる和歌山県みやべ町の養蜂家を訪ねました。越冬を終えた蜜蜂は、梅の花の蜜と花粉で元気を回復していきます。大粒で肉厚な梅干しで知られた南高梅は、原木から挿し木で増やした梅なので、自然交配では結実できず、蜜蜂の交配が必要なのです。
 つまり、蜜蜂と南高梅は、共存共栄の関係にあるわけなんです。

梅の花にすがって蜜を吸う蜜蜂の背景に梅畑に置かれた巣箱が見える
Web 37 養蜂箱近くの梅の蜜を吸う蜜蜂 .jpg

山間部の梅畑の中で内検する中村悌さん
Web 27 中村悌 養蜂箱の内見 2 .jpg

梅の花にすがって吸蜜する蜜蜂
Web 36 梅の蜜を吸う蜜蜂 1 .jpg

餌として与えた砂糖水がこぼれた水滴を口吻を出して吸う蜜蜂
Web 46 巣板の上にこぼれた餌を吸う蜜蜂 .jpg

梅の交配用に貸し出す蜜蜂の巣箱を運ぶ中村悌さん
Web 42 中村悌 貸し出す巣箱を運ぶ 1 .jpg

梅の花が満開になって蜜が十分に採れるまで蜜蜂に餌として与える砂糖水を作る
Web 6 中村悌 餌の砂糖を焚く 4 .jpg

 みなべ町で訪ねた中村養蜂園と坂東養蜂場では、梅の交配用に蜜蜂を貸し出した後で、のんびりされていましたが、その分、蜜蜂の命の営みについて、ゆっくりとお話を伺うことができました。
 私たち人間社会は、儚い生命の蜜蜂から教わることは多いと感じました。
 ご高読いただけると幸甚です。 

「リトルヘブン」の次号(40号・静岡県で取材予定)は、3月末に、
「羽音に聴く」の次号(5号)は、4月末に公開の予定です。

ご感想をお寄せください。
よろしくお願い致します。


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2015年02月02日

栃木県で取材した「リトルヘブン」39号が公開されました。

「リトルヘブン」39号が、公開されましたのでお知らせ致します。

■「リトルヘブン」39号は、栃木県那須郡那珂川町小砂地区(なすぐん なかがわまち こいさご)で、自家用の炭を焼くご夫婦や伝統ある地元の焼き物を穴窯で継承する陶芸家の他、タバコ栽培をしていた当時の農家の苦労話やお歯黒だった曾祖母の思い出話などを取材させていただきました。
 穏やかな自然の中で、毎日の暮らしを豊かに楽しむための工夫と努力の物語をお楽しみください。もっとも、その陰には苦労話もありますが……。

下記のURLを開いて、ご高読下さい。
http://www.littleheaven.jp

自分の山の木を伐り出して焼いた炭の炬燵で寛ぐ、長山恒秀さんと里子さん夫妻
FB 53 長山家の炭火の炬燵 2 .jpg

小砂地区国山集落の穏やかな風景に大寒の頃とは思えない暖かさを感じる
FB 21 国山(くにやま)の風景 .jpg

庭先に福寿草がほころび始めていた
FB 15 福寿草 1 .jpg

歴史のある地元の焼き物を穴窯で焼き続ける陶芸家の岡稔さん
FB 43 岡稔 5 .jpg

朝日が射し始めると、霜が溶けて畦の草が輝く
FB 25 来目木の土手の霜が溶ける .jpg

次号の「リトルヘブン」は、静岡県で取材し、2015年3月末に公開の予定です。
よろしくお願い致します。

posted by jin at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする