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今号は、北海道旭川市東鷹栖北地区の14町歩、12町歩の水田で米作りする大規模水稲農家の話を主に聞かせていただきました。
育苗から田植えまでの2ヶ月間は、朝4時から田んぼに出て日暮れまで働くことで、ようやく仕事が間に合う規模。機械は大型化し1000万円を越えるトラクターが必要となり、土手のような広い畦の草刈りは間に合わないので除草剤を使わざるを得ない。取材をさせていただきながら、私は、矛盾を抱え込んでしまったが、水稲農家として食べて行くにはこれだけの規模がなければやっていけないそうだ。
TPP交渉が進む中で、農業の大規模化について考える機会になればと思います。
相馬国男さん夫妻が、田植えの前の水田に稲以外の草を生やさないための除草剤を撒くために、夕陽に照らされて移動している。
「うちは専業じゃないから」と、言う沓村弘さんが、ちょっと旧型のトラクターで荒代掻きをしている。「顔を写してんじゃないかと思うけど、恥ずかしして顔を上げられん」
沓村さんが荒代掻きをしていた水田の横の白樺の林が夕陽に輝く
12町歩の水田で稲を作る鈴木栄一さんが、育苗しているビニールハウスを案内してくれた。
今号は、いつものリトルヘブンと少しニュアンスが異なります。
皆さまのご感想をお待ちしています。
次号は、千葉県で取材し、7月下旬にアップロード致します。お楽しみに。