取材が早めに終わったので、遠野市の中心街を散策する。
一般的な地方の街と異なっている町並みに気付く。コンビニがない。好ましい街だ。
ひょっとしたら、コンビニがないことと関連があるかも知れないが、酒屋が多い。角を曲がると酒屋がある。不思議な街だ。よほど遠野の市民は酒好きと見える。床屋と美容室が多い。遠野の市民は、よほど髪型を気にするのか清潔好きなのか。
おそらく30年前も今と同じような町並みだったのだろう。何もかもを真っ新にしてしまうほとんどの地方の町と比べると、よほど好感の持てる街だ。
幾つかの買い物をした。店主が、ともかく感じが良い。もちろん私は一見の客だ。なのに馴染みの客のように丁寧に対応してくれる。遠野市は人口3万人ほどだと言うが、その規模の街の良さを秘めている。
日暮れ前、日枝神社という案内板を見つけたので訪ねてみた。もちろん、日枝神社が何かは知らない。途中、月が出てきた。ちょうど目の前に稲荷神社の祠があったので、一枚撮影。

日枝神社そのものは、何やら荒れた感じで殺伐としていたが、高台にあって、そこから見下ろす遠野の夕暮れの雰囲気は良かった。

拝殿から少し下ると、樹齢300年余りという桜の巨木があった。すでに日は落ちていたので木肌などの詳細は見えないが、老木の風情は伝わってきた。まだ、蕾さえも見えない状態だが、満開の時にはさぞ見応えがあるのだろう。案内板には、市民がこの一本の桜の廻りに集うのだそうだ。

明日の午前中まで取材して、夜には宮崎に帰り着きます。
やれやれ。


高千穂も、居酒屋と床屋と美容室は店舗が増えています。一人でもできるからかな〜?
遠野の街中には、コンビニはありませんでした。もちろん、国道のバイパス沿いには3軒ありましたが。
酒屋は、居酒屋ではなくお酒屋さん。ただ、造り酒屋ではなく販売店。
遠野と高千穂は、確かに共通項があるかも知れません。
来年は、「遠野物語 百年」で、市役所が張り切っていましたので、それ前に行かないと、街が変わるかも知れない。
行政が頑張ると、歯止めが利かず、街が変化してしまいます。
これは私の持論ですが、行政はイベントをせず、昨日と同じことを明日もすることで、市民は安定した静かな日常を得ることができると思っています。