2009年06月15日

怒濤の釜山 後日談


 どうも一昨日あたりから、体がだるい。
 少々、熱っぽくもある。
 昨日は、鼻水も出る。
 
 それに、ふくらはぎと大腿部の筋肉、体の節々が、痛い。
 熱があるのかも知れない。

 先週の木曜と金曜は、取材で福岡へ行った。
 少々、山へも登ったが、筋肉痛になるような山ではない。
 
 一体、この体のだるさと筋肉痛は、何だ。
 釜山で、「豚」が入ったのか。

 しかし、思い返しても「豚」に罹っていたと思えるような人には出会っていない。
 カミさんに聞くと、彼女も体がだるくてしかたないと、訴える。
 いやーぁ、参ったな。こりゃ、「豚」かも知れない。

 それにしても、カミさんに「豚」が入るのは納得できるが、
 俺に「豚」が入るのは納得できない。入るならば「鳥」だろう。

 そこで、昨日は日曜日ということもあって、早めに仕事を切り上げ自宅に帰り、床に着いた。
 うつらうつらしながら、原因を考えた。

 思い至った。
 釜山のマッサージ効果が、今ごろ出てきたのだ。
 歳をとると反応が遅くなるとは聞いていたが、ちょっと遅すぎ。
 ちょうど一週間後だ。

 釜山で、タイ式マッサージとトラディショナルマッサージの両方をしてもらった。
 土曜日、盧武鉉前大統領の弔問に行く前の90分間でタイ式マッサージ、
 日曜日、帰りの飛行機に乗る前の60分間にトラディショナルマッサージ。

 タイ式マッサージは、動脈の血流を促進し関節をほぐすことで、毛細血管まで新鮮な血液を送り込み、体温を上げ、普段使わない関節までもほぐし、体全体が、ぽかぽかしてグニャグニャになった。痛かった。

 始めにソフトとノーマルとハードがあるが、どのレベルを希望するかと問われたので、当然、ハードを希望した。確かにハードだった。最後の仕上げでは、上半身と下半身が逆向きになるのではないかと思えるほどに、体を捻らされた。
 あまりの痛さに、笑いが出るほどだった。

 翌日のトラディショナルマッサージも3段階あった。ここでも、当然、ハードを頼んだ。
 受付の女性は、何度も念を押して「ハードで良いのか」と、聞き返した。
 その度に私は、「オブコース・アイ・ホープ・ハード」と、答えた。
 受付の女性は、本当に良いのかというような表情を浮かべ、首を傾げて「O.K」と受け付けてくれた。この時、一抹の不安が無かった訳ではないが、ここはもう後には退けない。

 さて、薄暗い部屋に案内されると、ちょうど顔が当たる所に穴が空いているベッドが置いてあった。そこに眼と鼻を突っ込むようにうつぶせになる。上から大きなバスタオルのようなものを被せてくれた。ここから先は、メガネを外しているので(ましてや俯せなので)何も見えていない。
 ほんのり温かいオイルが垂らされ、ふくらはぎのマッサージが始まった。筋肉の一本一本の繊維をばらすようにほぐしていく。肘で押しているのか、指なのか分からない。そして、いきなりである。う、う、う、とうめき声が出そうになる。痛い。激痛である。

 しかし、隣のベッドでは、カミさんが同じマッサージを受けている。
 「痛い」などと、泣き言を言う訳にはいかない。うめき声も立てられない。
 ただ、歯を食いしばって、痛みに耐えた。そのうち、その痛さに腹が立ってきた。

 ようやく右のふくらはぎが終わったら左。ふくらはぎが終わったら、大腿部の筋肉、背中、腕・・・。体中の筋肉という筋肉、筋という筋が、バラバラにされたような気分だった。
 しかし、いつしか、「痛み」は「快感」に変わっていた。

 このマッサージをやってくれているのは、確か(メガネを外すまでの一瞬だったが)かなりの美人の女性のはずだ。その(一瞬の)美人の顔を思い浮かべて、痛みに耐える。

 そして、マッサージが終わると、余韻に浸る時間もなく。さっとシャワーを浴びて、タクシーに飛び乗り、空港へ急いだ。

 いやはや、釜山は、奧が深い。

 次は、「垢すり」だ。
 どなたか「垢すり」の良い店を教えて下さい。



 
posted by jin at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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