今月26日(金)は、取材のために福井県池田町に居た。
レンタカーのNHKラジオを聞いていたら、次のような内容のニュースが流れた。
アメリカ政府の公聴会(だったと思う?)のことだ。
「現在の日本の政権は統率力がなく信頼するに足らない政権となっている。このままでは、次の選挙で民主党に敗れるだろう。しかし、次の選挙で政権を担うことになるかも知れない民主党は、我が国との安全保障の考え方が異なり、テロ対策で避けて通れない自衛隊の海外派遣に反対だし、党内でも意見が割れている」
「このような不安定な政治状況を抱える日本と共に国際政治を考えるのは難しい。日本の政治状況が、落ち着きを取り戻すまでには、まだ相当の時間が必要だろう」というような、アメリカ政府の日本政治の状況分析が伝えられていた。
このニュースを運転をしながら聞いていて、アメリカは、このように今の日本を見ているのだと、とても驚いた。
もっと詳しい情報を知りたいと考えて、定時のNHKニュースの度に聞き耳を立てたが、それ以後、一度も、このニュースは流れない。民放では分からないが。
アメリカ政府が日本の政治状況をどう考えているのかは、現在の日米関係を考えると、かなり重要なニュースのはずだが、なぜ、こんな重要なニュースが、たった1回しか流れなかったのだろうか。
私は、政治的な圧力によって、このニュースは差し止められたとしか思えないのだが、調べる方法がない。
自民党にとっては、アメリカ政府が「日本の政府は信頼できない」と断じた内容は、かなりの痛手となるだろう。
民主党については、まるで国際政治が分かっていないというような内容だった。
他所の国から、そう見られている国に、私は住んでいる。
この分析が正しいかどうかの見方はあるが、何となく納得せざるを得ないのだ。
この度の、自民党選挙対策委員長古賀氏と東国原宮崎県知事との、衆議院選挙出馬に関するやりとりも、ただドタバタと派手なだけで、古賀氏にも東国原知事にも、国民へ向けられた意識の一端も感じることはできなかった。
日本をどのような国へ導いていきたいというような、政治家としての姿勢を感じることもなかった。
淋しい限りである。
それにしても、アメリカ政府の公聴会での日本政治分析は、新聞でもテレビでも、トップニュースで伝えられても可笑しくない内容だったはずだ。
2009年06月28日
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