宮崎を根城に仕事をしているが、普段は特に不便と感じることはない。
北海道だろうが、沖縄だろうが、ましてや海外だろうが、普段の生活快適さを考慮すると、宮崎に生活しながら各地に取材に出かけることは、まったく不便さを感じていなかった。
しかし、今度ばかりは、少々参った。
高知県四万十町の取材だ。そう、あの有名な四万十川中流域の漁師の取材。
宮崎から四万十町へ行くには、公共の交通機関を使うことを考えると、宮崎空港から伊丹空港へ飛んで、ここで乗り換えて高知空港へ飛ぶ。それからレンタカーを借りて四万十町へ行く方法しかないようだ。以前の取材の際には、確かに、そのルートで高知へ行った。
考えてみると、バカなルートだ。意味のない時間とお金が出ていく。
ここは一番、一気に宮崎から車で四万十町へ行くしかないと決めて、愛車を駆った。
朝、9時。宮崎の事務所をスタート。11時40分臼杵港発八幡浜行きフェリーに滑り込みで間に合った。午後2時に八幡浜港に到着。フェリーの中では、カミさんの作ってくれた愛妻弁当を食べて、ちょっと仮眠。読みかけの「沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史」佐野眞一著を読みふけった。
頭の中は、沖縄が充満しているまま、一路、四国路を四万十町へ。予約していた旅館に着いたのは、午後5時前だ。
この間、万歩計があったら計ってみたかったが、おそらくフェリーの中で車から客室まで歩いた往復100歩も無いだろう。
四万十川中流域は、清流だった。

この続きは、後ほど。

