2007年01月27日
そのまんま東 宮崎県知事
宮崎県知事の選挙が終わって一週間も経つのに、選挙前に書いた文章がいつまでも先頭に出てくるのは、気分が悪いのでちょっとだけ県知事選挙の結果について、考えを書きます。
投票日以前のブログに書きましたように、そのまんま東氏が当選するとは思っていなかった。県会議員や国会議員ならばまだしも、宮崎県の唯一の権力者を決める選挙に、保守的な気質を持った宮崎県民がここまで政党政治に見切りを付けていたことに驚いた。
ちなみに私は、投票には行きました。しかし、5人の候補者の誰にも投票することが出来ず、つまり宮崎県を任せたいと思えず、やむを得ず白紙のまま投票しました。私は、まだ、政党政治にこだわっていたのかも知れません。そのまんま東氏がお笑いタレントだったからという訳ではないが、若いときからずっと宮崎を離れていた人が、それも離れていた間、宮崎県について思いを馳せていたとは思えない人が、唯一の権力者になって良いのかという疑問がつきまとっていたからです。
せめて、数年は宮崎に暮らし、県内を歩き、そこで得た生の情報や暮らしぶりをベースにしてマニフェストを作成して欲しかった。しかし、もう遅い。県知事が歩くのと一県民が歩くのとではまったく意味が違う。見えるものが違う。
それは、自民党の推薦、支援していた候補も同じではないのかという声が聞こえてきそうだが、政党の推薦、支援を受けるということは政党を構成する地元の人びととのパイプを維持するということになるので、地元の声は限られたそのルートで反映される。そこで少し意味が異なる。今回の選挙結果は、その限られたルートで地元の声が反映されるような政治を否定されたということだと思う。
投票数の半数近くの支持を得て当選したそのまんま東氏をけなすつもりはないが、自らが望んで立候補した人であるから、しっかり監視していなくては権力の蜜に溺れる可能性はある。
宮崎県の政治に宮崎県民の関心を向けてくれたという意味では、そのまんま東(東国原)知事の誕生は歓迎すべきことだ。熱した後も冷めないで、宮崎県の行く先を注視していきたい。
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また最も権力を監視する社会的使命を持つマスコミである新聞、テレビも腐敗し、記事の流用、盗用、社説までも。他の業種が不祥事起こせば徹底的に追求すれど自分のことになると極端に温度が低くなる。この前知事の件、県政担当をはじめどんな監視(取材体制)をとっていたのでしょうか。
もう信用できるものが人がいなくなったんだと思います。マスコミも公務員も議員も首長も。
だから芸人さんの「どがんかせんといかん」みたいなスローガンが胸を打ったのだと思います。
>そのルートに集う人間、それぞれその業界或は支持職種等、やはり「限られ」ます。
例えば県議会議員の海外視察(一人100万くらいはかかるでしょう)はほとんどの会派が参加したのではないでしょうか。もしご存知の県議の海外視察の報告をお調べください。百聞は一見にしかずといいますからHPで調べて調査するのとはその効果(県政に生かさねば何の意味もないわけですが)が異なることもあるかもしれません。がこれまでしっかりとした報告があったなどというのは聞いたことがありません。議員のHp等でもどのように扱われていますでしょうか。いわば政策以前のところで「ぬるま湯」につかっているのです。
今日の毎日新聞のWEBで県会議員の議会開催等に支払われる交通費を費用弁償といいますが一日いくらと固定化されて「実費」以上にもらっているとの記事がありました。どこかの政党所属の議員から県民に対してこれはおかしいということで説明ないし改善しようという「提案」はありましたでしょうか。なかったらそれは政策の違い以前に「蜜」を吸うことでその味に浸っているのです。
新知事がどういう質の問題にどのように切り込んで「何」をどのように変えたいと思っているのか、わかりませんが世の中が自己の利益の死守に必死になっていることを肌で感じているのです。今回の選択はやけっぱちの期待です。個人的には二転三転している公舎程度の問題でもよく調べていないことがわかりますから期待していません。
東国原県知事の誕生は、結果でなく、ここからが始まりなのだと思います。私自身にも良い刺激になりました。