Webマガジン「羽音に聴く」43号がアップロードされました。
http://www.littleheaven-bee.jp/
今号は、静岡県浜松市の山間部で蜜蜂を飼う35歳の新婚夫妻の物語。
塩見亮太さんは大学を出た後、何の仕事をしても納得できないでアルバイトを続けていたが、蜂蜜から造るミードという酒を自ら造ろうとして養蜂家の仕事に出合った。その時「これで迷わないですむ仕事に出合えた」と思ったそうだ。「お金が優先の社会では、みんなが迷って生きているのでは」「風の谷のナウシカ」に出てくる森の人が養蜂家」と塩見さんは言う。
パキポディウムという成長がゆっくりのマダガスカル原産の植物を愛で、採蜜の後ではギターを奏でる。倉庫には50年前のイギリス車が置いてある。生活を楽しんでいる様子が伝わってきた。これまでには居なかったタイプの養蜂家なのだ。
お金のためではなく、与えられた地球上の役割を果たすことが仕事なのだと、塩見さんに教えてもらったような気がした。
是非、ご一読ください。